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ネイティヴのしゃべる英語をある期間聴いておれば英会話は上手になるだろうと、ほとんど全ての日本人は考えているようですが、これは絶対に間違いです。 母国語の日本語と、外国語の英語とでは、根本的な違いがあるのです。
日本人は次の2つの大きなハンデを背負っているのです。 このことに気づかず、英会話を甘くみている方が多いのです。
(1)
生まれてから8才までの Golden Chance
を失ってしまっている。 母国語の場合はこの語学の天才の頭をしている間に、母国語を学んでいるので、何と言っても磐石の言語力が作れているのです。
(2)
この磐石の言語力の上に、更に実に
35,000時間もの長時間、学校で母国語を学んでいるのです。 英語では、それだけの時間をかける余裕が日本人にはありません。
この2つの決定的なハンデについて、もう少し詳しく説明しましょう。
(1)
どの人種でも、生まれてから8才位までの間は、テイプ・リコーダーに非常に近い頭を持っているのです。 その間に母国語の基礎を身につけてしまえるのです。 この言語の基礎は「文字ベイス」ではなく、「音声ベイス」です。 テイプ・リコーダーは「音響録音機」です。 この音響は音楽でも、言語でも、雑音でも、音響でさえあれば何でも良いのです。 音響の種類に拘わらず、全ての音響を録音し、再生出来る機械です。 今、私達が関心のあるのは、言語音響の録音、再生だけです。 テイプ・リコーダーは1時間と長時間のものでも、1回だけ聴けば、それを保存し、再生出来る驚異的な能力を持っています。 人間の子供の場合は、1回だけでは無理で、4〜5回聴けば、録音、再生できるのです。 テイプ・リコーダーよりは劣るとしても、これでも大変なことです。 このように簡単に録音、再生できるので、特に努力をしなくとも、タダ大人(主として両親)の言うことを聴いておりさえすれば、日本語音声として頭にドンドンたまっていくのです。 そして小学校に入るまでには、子供の日本語は完成するのです。 大人が幾ら長年月をかけても、この子供が母国語をものにするほど強固な外国語力は築きあげられないのです。 弊社が360時間の超高速英会話習得コースを提供していますが、これでさえ、アメリカの子供が英会話を学んでしまう程度よりは、遥かに劣るのです。
(2)
このように恵まれて、テイプ・リコーダーのような頭をしている子供時代に、あたかも海面が水をドンドン吸い取って行くように、母国語を吸収して行ったあと、いよいよ小学校に入ってからは、その後、中学校、高等学校、大学校の16年間に実に
35,000時間も母国語が習えるのです。 皆さん気づいていないことがあります。 それは、国語は週2回程度の「国語」クラスでのみ習うと思っていられることです。 実はそうではないのです。 算数,地理、歴史、社会などあらゆる学問を習っている時には「新しい知識」だけでなく、その「新しい知識」に対応している日本語単語がドンドンと増えて行っているのです。 そして新しい単語だけでなく、勉強のなかでの、込み入った筋道が教科書、先生の説明で述べられるわけですが、これらを理解する訓練もしているのです。 この複雑な筋道の理解とは、日本文の複雑な構文を理解し、自分でも、それらの構文が使いこなせるような力をつけて来ているのです。 この日本語勉強時間は、実に
35,000
時間にもなるのです。 即ち、1日に学校での勉強、自宅での予習、復習をあわせると、小学校、中学校、高等学校、大学校では、1日平均の勉強時間は少し違うでしょうが、平均すれば、毎日6時間程度でしょうから、 6時間/日 ×
365日/年 × 16年 = 35,000
時間 になるのです。
この(1)と(2)と言う徹底した訓練によって成人の母国語力は作り上げられているのです。
貴方としては、これほど完璧な英会話力は日本人としては持つ必要はないではないか、ある程度で妥協しても良いのではないか、母国語と同じレベルにまで英語力はあげなくとも良いのではないか、と思われるでしょうが、この考え方は間違っているのです。 何故なら、次の2つのことがあるからです。
(1)
貴方が日本語で考えていることは何でも英語でも言いたいと思いませんか。 そして日本語で貴方が考えていることが英語で言えないと非常なフラストレイションを持つことになるのです。
(2)
仕事上は勿論のこと、ネイティヴとの個人的な付き合いでさえ、日本語で考えているのに匹敵する英語力を持たないと、非常に不便なのです。 最近は子供が外国に住み、現地人と結婚するケイスが急速に増えていますが、こうなると貴方の家と、子供の嫁ぎ先の家とが親戚付き合いをすることになるのです。 そして親戚付き合いとは、日本国内の親戚付き合いのことを考えるとお判りのように、長年の歴史を持つ相手の家庭を理解し、又貴方の家庭を相手に理解して貰うためには、非常に高等な英語による、理解力、表現力を持たねばならないということなのです。 親戚としての初顔合わせの時には、Hello.
とかPleased to meet
you. 程度のことを言って、あとは判らないのに、ニコニコとわらったり、握手したり、肩をたたいたりするだけで、その場は過ごせるでしょうが、その後の何年もの付き合いとなれば、そのようなわけには行かないのです。 結局は非常に高いレベルの英語力が、日本語力と同じ高さの英語力が、必要となってくるのです。
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