英会話12の盲点

英会話学校、英語映画、テレビ・ラジオ講座、語学留学など、日本の英会話勉強は全てが中途半端。 何故英会話は簡単には、短期間には、出来ないのか。
この根本問題を究明するのがこの資料の目的です。

日本がますます国際化し、仕事上でも、個人的にも、いよいよ、このへんで真に役立つ英会話力をつける時期に来ているのではないでしょうか。

英会話勉強には色々と大きな盲点があります。


 「ネイティヴが英語をしゃべるのを聴くのが英会話力をつける道」と、誰もが思っているようですが、これが根本的に間違いです。 ネイティヴ教師から学ぶのは効率が悪い、と言ったら皆さんは驚くでしょうか。 優れたDVD, CD-ROM を使った集中トレイニングの方が遥かに効率が良いのです。 考えて見れば当然のことで、DVD, CD-ROM ならば1時間当たりの進歩量が遥かに大きいだけでなく、自宅練習が可能で、はるかに大きな練習時間がかけられるからです。 所詮、英会話という芸事には何百時間と大量の時間をかける必要があり、これも自宅練習で可能なこと。
またコストもはるかに安くて済みます。 ネイティヴ教師につけば1時間1万円程度のコストがかかるところ、DVD, CD-ROM は最初に開発費はかかっても、複製費は1枚40円。
開発費は、大量販売の数で割れば良いので、単価にかかる開発費は安くなります。


 文字から勉強するのは間違い。 あくまで音声ベイスでやるべし。
何故なら人間の頭は文字で動いているのでなく、言語音声で動いているからです。
沈思黙考も言語音声だし、黙読も、黙読したものを言語音声で追唱しています。
「夢を見る」といいますが、これも見ているだけでなく、見ると同時に夢の中に出てきている人のしゃべる言語を聴いているでしょう。


 英会話は勉強ではなく、芸事である。 
これに気付けば、楽器練習、スポーツなどの芸事マスターの要領を英会話にも適用すべし。
芸事の根本は、徹底的に反復練習して、反射運動を作り上げることにある。


 大人になってからの言語習得は生易しいものではない。 言語は、何語であれ、8才程度までなら、テープ・レコーダーと非常に近い能力を持ち、4~5回聴くと覚えて、自分でもしゃべれるようになるが、8才を過ぎると、このテープ・レコーダー能力がガタ落ちとなり、その十倍程同じことを聴いて、自分でもそれを復唱しないと、覚えられなくなっています。 しかしこのような実態を知って腹を据えて取り組もうという人は少なく、大抵の人は「案外簡単に出来るようになるのではないか?」と思っているので「聞き流すだけでできる」「週に一回のネイティヴ教師とのおしゃべりだけで上達する」と思い込み、お金ばかりかけて挫折します。



 勉強速度にも注目しなければならない。 
人が時速5キロで歩くより、その10倍の時速50キロの自動車で目的地に達する方が10分の1の時間ですむのと同じように、勉強速度も勉強時間と反比例します。
日本人が、ここに述べる「12の盲点」をもっているが故に、いくら時間をかけても英会話がものにならない実情を考えると、このようなことでは、一生かけても出来ない、そして出来ないようなものに、何ゆえに多大の時間と費用をかけているのか、の猛反省をここらあたりですべきではないでしょうか。
日本人が英会話を勉強している全ての方法は、無駄ではないとしても、「進みが非常に遅い」、このような遅い速度では意味が無い、なんとか、従来の勉強法の10倍位の速度で勉強出来ないものか、もし10倍の速度で勉強できるのなら、所要時間は従来の 1/10 ですむこととなり、これなら、英語をものにしてから得られる大きな利益を定年までの何十年間得ることが出来るのではないか、との発想です。
ここに述べる12の全ての盲点に気付き、これらを解決しているのが Endoメソッドであり、この Endoメソッドなら、一生をかけずとも、その 1/10 程度の短期間(約5.5年)で英語を母国語とするインテリ程度の英会話力を身につけることが可能です。 とりあえず、ある程度聴けて、しゃべれるようには(言語係数 0.3程度)、半年~1年でなります。




 ネイティヴが発音する単語を聴けるようになりたいと切望する。
では、どうすれば、聴けるようになるのか。 答えは自分自身でネイティヴと同じように上手に発音出来るようになることです。 通常、子供のうちに英語発音を聴かないと上手にはならないのですが、大人になっても、わずかの60時間程度の練習で、日本人離れした素晴らしい発音が出来る方法があり、このように自分の発音が上手になれば、ネイティヴ発音が俄然聴き取れるようになります。


  個々の発音記号が聴けない・発音できないのに、文章が聴き取れるわけがない。
英語には53種類の音素があるのに日本語には24種類しかなく、それ故に英語国民の発音が聴けないと言う根本問題があります。
この問題を解決しないと、ネイティヴがしゃべる文章を構成している個々の英単語の発音が聴けないのは当然でしょう。 そして、英単語が聴けなければ、ネイティヴのしゃべることが分かる筈がありません。 この発音の難しさも、8才までなら、難なく習得出来るのに、その年令を過ぎると、一生かかっても発音が良くならないのが普通です。
特に を基礎とする , , , , , , などの発音が日本人には難しいのですが、これらの発音が含まれる単語は中学の最初に学ぶ、頻出度の高い単語に多く含まれています。 
ならば何故、これらの発音記号を英語を学び始める時に学ばないのか。
上記の8種類の発音記号を含む単語を一つずつ紹介すると次のようになります:
doctor, earn, air, ear, hour, or, horse, are
このように最も簡単な頻出度の高い単語にこれらの発音が含まれていると言うことは、関連の発音が英語国民にとっては最も発音しやすいものとなっているからではないでしょうか。 とすれば、日本人もまずこの発音がラクにこなせるようになっておくべきでしょう。
しかも英語を学ぶ最初の段階で解決しておくべきなのです。
(You are とか car などの単語は英語の習い始めに出てくる単語です。)
Endo Method の発音教材は、個々の発音記号から単語、文章まで丁寧な説明と動画でステップ・バイ・ステップで学べるようにできています。

 会話の時、頭の中で「英語から日本語」、「日本語から英語」への転換をやっていては、時間的に間に合いません。 日本人のほとんどは英会話の時に、これをやろうとしています。 これが根本的に間違っているのです。


 発音を単に聴き取れるだけではなく、単語の意味が速く頭に浮かぶようにしないといけない。 たとえネイティヴの単語発音が聴き取れるようになっても、聴き取れた単語の意味が1/3.3 秒以内に頭に浮かぶ程度に速く理解できていないと、ネイティヴのしゃべることが分かりません。 何故なら、ネイティヴの英語をしゃべる速度は200単語/分(即ち 3.3単語/秒)だからです。


 前記の盲点(即ち盲点6,7,9)が解決出来たとしても、毎分 200単語の速度で出てくる、しかも英文法の順序で出てくる単語を、その順序のまま理解出来る頭を育てないとだめ。 普通の日本人のように、英文法を考えながら日本語の順序に並べ替え、それから理解する、ということをしていては、会話のスピードに到底間に合わず、結局は理解出来ないこととなります。


 中学生や高校生は、入試準備のために英文読解の勉強をするのに忙しく、入試に関係のない「英会話」を勉強する余裕など無い、と生徒も両親も考えているが、これは全くの間違いで、英会話をすれば、学校英語の成績が急速に上がります。
即ち、入試準備のためにも英会話の力をつけるべきです
なぜなら、音声ベイスの英会話が身につけば、学校英語の英文読解が簡単に出来るようになるからです。 英文を文法を考えながら日本語の順序に置き換えるような迂遠なことを、もはやする必要は無くなり、紙の上に印刷された英文の順序で読むままに、意味が理解できるようになるからです。 これは英語国民がしていることと全く同じです。


 英語をしゃべることは英語を聴くことよりも遥かに難しい
これは当然のことなのに、日本人はそれを理解していないようです。
例えば英語を聴ける能力が100あるとすると、英語をしゃべれる能力は、その3分の1の30ぐらいしかないとします。 もしこの30のしゃべれる能力を100にしたければ、聴ける能力を300に増やせば良いのです。

しかし、比較的たやすい聴ける能力と言えども、そう簡単に出来るものではありません。
それはまず母国語の日本語で考えて貰えば理解出きる筈です。
それと同じことを英語言語で、頭の中で、別系統として、作り上げる必要があります。
まず母国語である日本語の場合でも、生まれてから8才までのテイプ・リコーダーのような頭の構造をもっている間に、音声ベイスの日本語の基礎が出来上がります。
この基礎は8才を過ぎてからでは、まして大人になってからでは、8年間では出来上がらないものです。 このように母国語では最初の8年間に優遇されて、基礎が出来上がったあと、小学校、中学校、高等学校、大学校の合計16年の間に毎日平均6時間×365日×16年=35,000時間も日本語の勉強をし続けているのです。
この16年間の学生生活の間には、週に2時間程度しかない「国語」の時間だけに日本語を勉強しているのではなく、あらゆる学科を学んでいる時にも、新しい知識に見合う日本語単語を増やして行っているのであり、まただんだん難しくなっていく勉強内容を理解するには、難しい文章構造も理解する能力も増やしています。
このようなことに実に 35,000時間も費やしているから、大人になるまでには、日本語では、どのように複雑なことでも、考えることが出来るようになり、その考えたことを声に出せば、それは日本語をしゃべることになっているのです。
日本語を聴ける能力もまた同様です。

これを考えると、英語国民の大人が考えたり、しゃべったり、聴いて理解したりしていることを、我々日本人も出来るようになりたければ、日本語以外に英語についても、同じプロセスを踏まねばならないことになります。 しかし、これが次の2つの理由で出来ない。
即ち、第一に、8才までに音声ベイスでの英語の基礎をつくるチャンスを既に失ってしまっている、第二に大人になって生活費を稼がねばならなくなると、学校で費やす35,000時間の英語勉強をするだけの時間は到底捻出出来ない。 弊社では、このような難しい問題を考えに考え抜いた挙句、解決しているのです。

完璧にマスターした日本語を駆使して我々は頭を動かしています。
これほど自由自在に日本語で動く頭があるから、その頭で英訳すれば良いと思っているが、英訳はそんなに簡単なものではありません。
日本語で考えたことを英訳してからしゃべろうとすると、話す速度についていけません。
話す速度で英語を処理するには、どうしても初めから英語音声で考えられるようになる必要があるのです。
日本語で考えることと、英語で考えることとは、全く違った次元での頭の動かし方なのです。
 これに気付いていない人は、英語をしゃべることが、日本語をしゃべるのと同じように出来ても良いのではないかと思っているのです。 「無い袖は振れぬ」と言う諺があるように、英語で徹底的に聴きこんで、それを(丁度日本語でと同じように)頭に溜め込んでおかないと、それをアウトプットすることは出来ないものなのです。

国際教育研究所 社長 遠藤尚雄
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